コーリンベルトは、名前を聞くだけでは、どんなベルトかな、サスペンダーみたいなズボンがずれない様にクリップで留めるものかな、と形すら検討できない人も多いかと思います。
またこの名前は何で付いたのか疑問を抱きますね。コーリンさんという人が発明したベルトかな、と簡単に考え勝ちですが全くそうではありません。
コーリンベルトは、和装で使用する小物ですが、さすが国内で和装といえば古都京都ですね、着物を着てお客様をおもてなしする職業でもある祇園の舞子さんや芸子さんの歴史が長い京都はお茶屋さんに通う人達だけでなく昔から京都に住む一般女性でも着物を着る人は多いといえます。
その京都の北区紫野にある会社コーリンの創設者、高林三郎という人が昔からの着物を常に着る文化はいつか廃れてしまうのではないか、と言う危機感を抱いてからいつの時代でも、着物を簡単にそして長時間着た状態でも苦しくならない様にするにはどうするべきか、と研究を重ねて開発されたのがコーリンベルトと言う装着用具だったのです。
確かに、着物を着た時に腰紐ばかりで締め付けられている着付けは私自身も経験がありますが、小1時間で苦しくなってきます。ちょうど腰紐が当たる体の部分が際立って締まっていく違和感と痛みが生じてきましたね。
でもコーリンベルトや現代、他にも色々と開発されている腰紐変わりの小物を付けて着ると、極端に言えば朝から晩まで着物姿でいても苦しくならないのです。
着物の歴史を継承していく為にこういった開発が役に立っているのです。